西国三十三か所巡りは楽しいドライブの旅

ドライブといえば、家族で行った西国三十三か所巡りを思い出します。
近畿地方に転勤になったのを機に、この場所でしかできない思いで作りをしようと夫が言い出したのがきっかけでした。

夫は独身時代、関東地方に住んでいた頃、仕事の合間を縫って車で坂東三十三か所巡りをしたそうです。
ちなみに夫は、特に信心深いわけではありません。ただ神社仏閣に少々興味があると言う程度、それでもたまさかの休日、車を運転して訪れた坂東三十三か所巡りはとても心癒された思い出だったらしいです。なので、私や子供達にも同じような体験をして欲しいと提案してきました。

もちろん私に異論はなかったのですが、当時子供達は小学校の低学年。神社仏閣にどれほどの興味を示してくれるのか、始める前は少々不安でしたが、どうやら休日ごとに車でお出かけというのに惹かれたようで、特に嫌がるそぶりもなく付いてきてくれました。どうやら子供にとっては目的地よりも、車でのドライブが楽しかったようです。

こうして一年ほどかけて、三十三か所すべてを巡り終えました。ちなみにすべてのドライブが順調だったわけではありません。中にはとんでもない秘境?に建っていた寺もあります。

そのお寺は山奥にあったのですが、ナビに従って細い山道を進んでいると、なんと途中でナビ情報が消滅。それでも引き返すスペースがない道なので進むしかなく、どんどん険しくなる山道に、家族全員が不安にかられたところで、やっと目的地のお寺に到着したこともありました。

もちろんこんなに苦労してたどり着いたのですから、いつも以上のお寺のご利益があったような気がします。またある時は、GWの渋滞にひっかかり、参拝時間に間に合わないということもありました。そのお寺は家から一番遠い場所にあったので、後日仕切り直すというのも大変だというので、お寺の近所で一泊することに。

ところがGWのためどこも宿泊施設は満杯、やっと探し当てた民宿で晩御飯にありついたときは、皆でホッとしました。その分、翌日ゆっくりお参りできました。ちなみにそのお寺は、三十三か所の中でも最も荘厳で、子供達もいつになく感動していたようです。

そんなこんなで、西国三十三か所巡りは楽しいドライブの旅として、私達家族の良い思い出になっています。